GWから6月14日まで高速道路の休日割引が適用外

ETC知識
休日割引を適用しない日

高速道路を運営するNEXCO3社、本四高速、宮城県道路公社はゴールデンウィーク期間中の休日割引を適用しないことを発表した。

期間は2020年4月29日から5月6日。

その後、国交省からの依頼があり「6月14日まで」延長すると発表した。

緊急事態宣言を発令する前は高速道路の一時無料化が噂されたが、武漢コロナウイルスの収束はまだ油断ならない状況だと読み取れる。

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なおネクスコ3社、本州四国連絡高速道路、宮城県道路公社は、6月20日から休日割引の適用を再開した。SAやPAにてマスク着用、3密を避けるなど感染予防対策には引き続き取り組む様子だ。

高速道路の休日割引とは

休日割引とは地方部の高速道路が30%割引になる制度だ。

土・日・祝日にETC車載器を利用した普通車・軽自動車等が対象。

ETCコーポレートカードで併用できる割引制度であるため、賢く使っている事業者にとってはありがたいサービスである。

国土交通省が指導、GW後も休日割引は適用外

4月21日、国土交通省の赤羽大臣が定例会見で高速道路料金の休日割引をゴールデンウィーク期間中に適用しないよう、高速道路各社に指示を出した。

休日割引を適用しない日

本来なら29日、5月2日から6日までの6日間は休日割引が適用される予定だった。武漢コロナウイルスの感染拡大防止策に従い大型連休の休日割引は適用から外す。

この感染拡大防止策は6月14日まで延長されることになった。

SAやPAも自粛要請

国交省はサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)の飲食店や土産物店の営業自粛も求めている。人の移動自粛を促すためだ。

一方では、トラック運転手らに支障がないようにガソリンスタンドやシャワー設備は営業継続を指示している。

休日割引は6月14日適用外だが、SAやPAの自粛は5月31日まで。


物の流れまで滞っては経済だけでなく日々の生活にも多大なダメージを受ける。物流関係の方は頑張ってもらいたい。

なお深夜割引など他の割引サービスは適用される見込みだ。