ETCコーポレートカードの利用停止措置とは?ペナルティに注意すべき点

組合

ETCコーポレートカードには利用停止措置などのペナルティがあるのをご存じだろうか。

ETCコーポレートカードを所有している会社は他の割引サービスを併用して賢い使い方をしている。休日割引や深夜割引を併用すれば高速料金が半額になるケースもある。国内で圧倒的な割引率を誇るカードだ。

ETCコーポレートカードの割引率で具体的に割引計算してみよう
ETCコーポレートカードのウリは「割引率が最大40%」だ。 実際は「深夜割引」「休日割引」を併用することで、計算上では高速料金を50%近くまで割引くことが可能である。 ただし、ETCコーポレートカードの割引計算はやや複雑だ。使い...

だが言うまでもなく利用停止措置を受けてしまうとサービスを受けることができなくなる。それ故、経営が圧迫されるケースも少なくない。

なおペナルティは3段階に分かれている。

  • 割引停止
  • 利用停止
  • 契約者資格の取消し

契約の取消しは最悪だ。再申し込みには3年のクールダウンなど厳しい制約も受けてしまう。

ペナルティを受ける理由は「料金未納」や「道路法違反」「車両不一致」などの規約違反があたる。

くれぐれも注意してもらいたい。

ETCコーポレートカードのペナルティの種類

ETCコーポレートカードの割引が利用できなくなるペナルティ。厳密には5つの種類がある。

  • 一部割引停止
  • 一部利用停止
  • 全部割引停止
  • 全部利用停止
  • 契約資格取消し

ここでは一般の人でも分かりやすく解説をする。詳細が知りたい人はネクスコの利用案内(pdf注意)で確認することだ。

一部割引停止

1年以内の期間を定めて一部のカードが割引停止となる一番軽い措置。ETCカードとしては利用できるが割引されない。

措置対象要件
  • 車両不一致(※1)
  • 通行料金の不正行為
  • 第三者にカードを貸与
  • 車両制限違反で一定の点数に達したとき
  • その他規約違反

※1…申請していない別の車にETCコーポレートカードを差して使う行為。レンタカーでうっかり使ってしまうケースにも注意だ。

一部利用停止

1年以内の期間を定めて一部のカードが利用停止となる措置。カード自体が使えなくなるので現金払いか別のETCカード(クレジットカード会社系など)を用意する羽目になる。

措置対象要件
  • 「一部割引停止」の情状が重とき
  • 車載器の偽装
  • 原因者負担金(※2)を支払わなかったとき
  • 車両制限違反で一定の点数に達したとき
  • その他規約違反

※2…原因者負担金とは、ガードレールや照明灯を含む道路設備を汚損した者が負担する費用。

全部割引停止

1年以内の期間を定めて契約者のカード全てが割引停止となる措置。

措置対象要件
  • 虚偽の情報でカードの発行
  • 一部割引停止または一部利用停止期間中に重ねて違反したとき
  • 一部割引停止または一部利用停止が解除されて2年以内に違反したとき
  • 車両制限違反で一定の点数に達したとき
  • その他規約違反

全部利用停止

1年以内の期間を定めて契約者のカード全てが利用停止となる措置。

措置対象要件
  • 利用料金の督促を期日以内に納めなかったとき
  • 保証書または保証金を預託しなかったとき
  • 原因者負担を長期的に履行しなかったとき
  • 一部の割引停止、利用停止の警告を2年間に3度受けたとき
  • 車両制限違反で一定の点数に達したとき
  • その他規約違反

契約資格取消し

契約自体が取り消される最も重い措置。全てのカードの利用もできなくなり3年間は再契約もできない。

措置対象要件
  • 虚偽の情報でカードの発行
  • 違反による賠償を履行しなかったとき
  • カードの利用で横領・脱税などが認められたとき
  • 支払いが困難だと判断されたとき
  • 車両制限違反で一定の点数に達したとき
  • その他規約違反が重いと判断されたとき
  • 2年間カードの利用がなかったとき

ペナルティを受ける違反行為とは

ETCコーポレートカードは普通に利用し安全運転を心がけていればペナルティを受けことはない。

それでも停止措置は後を絶たないのが現状だ。よく耳にする停止措置を紹介する。

料金未払いによるペナルティ

ETCコーポレートカードの契約者なら最も可能性があるのが使用料金の未払いによる利用(割引)停止措置だ。

うっかり口座に入金するのを忘れた程度では即停止措置にはならない。だが発行したカードがネクスコか発組合かで尺度が違うので注意が必要だ。

ETCレーンに関するペナルティ

ETCレーン(開閉バー)には通過速度制限(時速20km以下)がある。この速度を超えて通過するとペナルティを受けるという噂があるが、実際に停止措置を受けたという話しは聞いたことがない。

ただしETCレーンを通過する際にカード番号はスキャンされる。高速道路を管理するネクスコが発行元のETCコーポレートカードなだけに持ち主の特定は容易だ。

そこを伝って「警告が来た」という話しは人伝に聞いたことがある。警告を無視して再犯すると停止措置が行われるのかもしれない。

ETCレーン関係での停止措置は、レーンを破損させたケースが最も考えられるだろう。原因者負担金の支払いを拒否すれば利用停止にもなる。

車両制限違反のペナルティ

もう一つ、都度出てきた「車両制限違反」を少しだけ説明しておこう。簡単に言えば「過積載」の件だ。

「車両制限令」という法令の中に「特殊車両制限令」という項目があり、これを違反した時に「特殊車両制限令違反」となる。

特殊車両とは「トレーラー」や「トラクタ」といわれる数十トンクラスの運転席部分と荷台が脱着可能な車両のことだ。

荷物を積める重量には上限がある。

過積載による累積点数が一定数をオーバーした時にペナルティを受ける。つまり、「トレーラー」や「トラクタ」を所有していない会社には無縁である。

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