【初心者向け】ETCコーポレートカードとは?大口・多頻度割引とは?

サービス内容

高速道路を頻繁に利用している人は「ETCコーポレートカード」の名前を一度は耳にしたことがあるだろう。

大口・多頻度割引制度に対応したETCカードである。分かりやすく例えるなら「太客専用のETCカード」だ。

高速道路を使えば使うほど割引額が大きくなり、毎月100万円の経費削減に繋がっている会社も少なくない。

「大口・多頻度=太客」ではあるが、高速道路の利用が月5,000円以上あれば割引が適用される。また個人での申し込みも可能であるため敷居自体はさほど高くはない。

ただしシステムと申し込みが多少複雑な点は否めない。

ETCコーポレートカードとは一体どんなサービスを提供してくれるのか?初心者向けに分かりやすく説明していく。

今回の記事は概ね下記の内容を含む。

ETCコーポレートカードの特徴
  • 使えば使うほど割引
  • 法人・個人が申込みできる
  • 保証金の要不要
  • 発行は約1ヶ月後
  • こんな人におすすめ

ETCコーポレートカードとは

出典:ネクスコ

ETCコーポレートカードとは数あるETCカードの中の一つだ。主に高速道路を頻繁に利用する法人向けのカードである。

ETCカードの種類
  • ETCクレジットカード(クレカ会社系)
  • ETCパーソナルカード(クレジット機能無し)
  • ETC法人カード
  • ETCコーポレートカード ←これ

それぞれのETCカードについては別の記事で詳しく紹介している。

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「ETCコーポレートカード比較」法人ETCカードやクレジット会社系のETCカードどれがお得かを調べました。

ETCコーポレートカードは高速道路を頻繁に使うお得意様用のカードだ。そのため高速道路の利用が月5,000円未満だと割引は無い。

その程度の利用額であればクレジットカード会社が発行するETCクレジットカードをETCマイレージに登録した方が断然お得になる。

ETCコーポレートカードとETCマイレージサービスの割引比較→どっちが得?
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ETCクレジットカードの最大の魅力は「使えば使うほど割引率が高くなる」ことだ。

3万円以上の利用からは30%の割引率になる。

高速料金(月)割引率
5,000円未満無し
5,001円から10,000円の分10%(20%)
10,001円から30,000円の分20%(30%)
30,001円以上の分30%(40%)
(カッコ内はETC2.0事業用車両)

ETCコーポレートは休日割引・深夜割引と併用できる。上手く活用すると割引率を約50%まで伸ばす使い方もある。

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発行元はネクスコ(高速道路株式会社3社)

ETCコーポレートカードはネクスコ3社が発行・管理を行っている。ネクスコとは高速道路株式会社3社の総称だ。

ネクスコ3社
  • NEXCO東日本(東日本高速道路株式会社)
  • NEXCO中日本(中日本高速道路株式会社)
  • NEXCO西日本(西日本高速道路株式会社)

ネクスコが管理している高速道路は基本的に3万円以上30%の割引率。それ以外の高速道路は独自の割引体制を取っている。

首都高など都市型高速がそれに当たりる。コーポレート割引はあるが割引率を低く設定しているケースが多い。

申し込みをする前に自分が利用する高速道路をチェックすることを勧める。

ETCコーポレートカード割引対象道路と割引率【2020年最新版】
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別の車では使えない

ETCコーポレートカードは利用車両を限定することで「大口・多頻度割引」の恩恵を受けることができる。

よって事前に申請した「使用する車両」と「カード」が一致していないと割引ができない。

違う車に差してしまうとETCゲートは開くが「車両不一致」として割引が受けられず、警告を無視して乗っていると停止措置を取られることもある。

申込みには「ETC車載器管理番号」が必須であり、この管理番号とカードの認証ができて初めて利用可能になる。

3台の車で使いたいのであればカードを3枚発行しなければならない。

友人への貸し借りはもちろん、レンタカーやカーシェアで使うこともできないということだ。

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ETCコーポレートカードの申し込みについて

ETCコーポレートカードの発行手続きは正直なところ楽ではない。必要な書類が数多くある。

必要書類
  • ETCコーポレートカード利用申込書
  • 車検証
  • ETC車載器管理番号
  • 商業登記簿謄本
  • 印鑑証明
  • 保証金(組合は不要)

書類を提出してから審査に入る。そのため発行まで1ヶ月ほど期間を要する。

ETCコーポレートカードのネックは保証金

ネクスコが発行するETCコーポレートカードの割引率はどの業種の優待と比べてもトップレベルである。

だが後払いシステムを理由に、カードを発行するには「保証金」または「金融機関の保証書」が必要になる。

保証金は利用料金の4ヵ月分だ。月に10万円の利用があるなら40万円を納金しなければならない。

この40万円は月々の利用から引かれるものではなく保証金として預けるもの。利用料は毎月支払わなければならない。利用額が増えたら追証もある。

法人・個人事業主ならばETC組合に加入することによって「保証金」が不要になることもある。

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申し込みは法人・個人事業主・個人が可能

ETCコーポレートは事業者向けのETCカードだが、申し込み者の事業形態に決まりはない。個人での申し込みも可能だ。

ただし個人で申し込みをする時は「ETC組合」が利用できない。また月3万円以上の利用がない法人も「ETC組合」が利用できないケースがほとんどだ。

「ETC組合」が利用できない人はネクスコの窓口で申し込みするため保証金が必須になる。

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申込みできない・審査に落ちるケース

全ての書類を不備なく提出してもカードの発行を拒否されるケースがある。

  • 過去3年以内に高速道路で料金トラブルがある
  • 高速道路で起こした損害を賠償していない
  • 過去3年以内にETCコーポレートカードを停止されている
  • 法人の実態が確認できない
  • 保証金または保証人を用意できない
  • ETC車載器がない

ETCコーポレートカードこんな人におすすめ

ネクスコが管轄する高速道路の利用額が月3万円(年36万円)以上の法人(または個人事業主)ならETC組合への加入がおすすめだ。

保証金・保証人が不要で発行できるうえ、明細整理サービスもある。

物流系の法人はETCコーポレートカードをほぼ導入している。

まだ申込みしていないなら早急に手続きをした方が良いだろうし、知らない人に教えてあげたらまず感謝される。

保証金が不要で正規の割引をするテイ・ネット組合がオススメだ。

ETCコーポレートカードおすすめの組合「テイ・ネット物流事業協同組合」
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月3万円以下、もしくは個人で発行するならネクスコの窓口で申し込みすることができる。

保証金が必ず必要になるので資金を準備しなければならない。

月1万円以下ならETCコーポレートカードではなくETCマイレージサービスの方がお得になるケースがある。

月々の利用が1万円以下でもETCコーポレートカードの発行はできる。だが保証金の最低金額は10万円に設定されている。4ヵ月分=4万円ではなく10万円になる点に注意だ。

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