ETCコーポレートカード協同組合「宮城県自動車事業協同組合」の口コミ評価

宮城県仙台市にあるETCコーポレートカード協同組合の宮城県自動車事業協同組合を紹介する。

宮城県自動車事業協同組合は宮城県に所在地を置く事業者を対象とした地元密着型のETCコーポレートカード協同組合だ。事業地区が1県限定の組合は珍しい。

宮城県自動車事業協同組合に加入するには、脱退時に返金される「組合加入出資金1万円」に加え「賦課金（年会費）2,000円」と「加入手数料（加入時のみ）3,000円」が必要だ。

ETCコーポレートカードの条件は「ネクスコの高速道路の利用が月3万円以上」というは条件は見当たらないが、保証金の納付は必須。加入条件だけを見ると「付き合いで加入するクローズドな組合」の印象は否めない。県外の組合に目を向ければ宮城県自動車事業協同組合より好条件の組合は山ほどある（→ETCコーポレートカード比較・100法人が選ぶ協同組合）

その他に気になる点を含めて、宮城県自動車事業協同組合でETCコーポレートカードを申し込む時に確認するべき項目や注意事項を解説する。

宮城県自動車事業協同組合について
1. 宮城県自動車事業協同組合のETCコーポレートカード
2. 宮城県自動車事業協同組合の評価・口コミ
宮城県自動車事業協同組合のまとめ

宮城県自動車事業協同組合について

宮城県自動車事業協同組合は宮城県仙台市に拠点を置くETCコーポレートカード協同組合だ。

1990年に宮城県知事の認可を得て設立されている。事業地区を広げることなく今に至るわけだが、宮城県1県のみの事業者を対象とした珍しい小エリア事業協同組合だ。

ETCコーポレートカード事業の他に「ETC法人カード」「ガソリンカード」「自動車共済取扱」「共同購買」「ETC車載器セットアップ」「教育及び情報」などの事業も行っている。

自動車共済関係は「東北自動車共済協同組合」と提携しているようだが、宮城県自動車事業協同組合を窓口として利用できる。

組合に加入する際には「組合加入出資金1万円」「賦課金（年会費）2,000円」「加入手数料（加入時のみ）3,000円」が必要だ。

組合加入出資金の１万円は組合を脱退すれば返金される。どこの事業協同組でも同じ金額の出資金を募っている。

しかし、賦課金と加入手数料は徴収しない組合が多い。他の組合に勝るサービスがあるのか？次の項目で解説する。

宮城県自動車事業協同組合のETCコーポレートカード

宮城県自動車事業協同組合の発行するETCコーポレートカードについて解説する。

公式サイトの説明を抜粋すると下記のように書いてある。

公社道路等は割引対象外となります。

組合では高速国道と一般有料道路の割引対象金額に対して組合独自の割引を行います。

首都・阪神・本州四国連絡の各高速道路はそれぞれに割引を行います。

｢組合の大口・多頻度割引｣は独自の割引となっております。車両単位割引のみを受けとっている場合と比較して、有利な割引率を提供しております。

ETCカード共同精算事業

多くのETCコーポレートカード協同組合と比較して、注目する点は「有利な割引率を提供」だ。「車両単位割引のみを受けとっている場合と比較して有利な割引率を提供」の部分に当たると思われる。

ETCコーポレートカード協同組合の大口・多頻度割引は「契約者単位割引」が付かないのが定説だ。しかし、高速道路の利用が月に数百万レベルある大規模な組合員には割引率に色を付ける組合も少なくない。

おそらく宮城県自動車事業協同組合のETCコーポレートカードは「車両単位割引」の他に「契約者単位割引」の一部を割引に乗せている可能性がある。

具体的には不明だが高速道路の利用状況を把握した上で問合せしてみると他のETCコーポレートカード協同組合との比較ができるはずだ。

その他の点で気になるのは「保証金」必要だ。通常は利用予定の4ヵ月分が保証金の金額になるが、宮城県自動車事業協同組合では何ヶ月分が必要なのか記されていない。

また通常ETCコーポレートカード協同組合で必須条件となっている「ネクスコの高速道路の利用が月3万円以上」も不明。取扱手数料や再発行手数料なども不明だ。

宮城県自動車事業協同組合でETCコーポレートカードを申し込むなら、その辺を事前に確認しよう。

確認項目