ETCコーポレートカードは個人で申し込み通勤でも使える

サービス内容

ETCコーポレートカードは個人で所持できるのか?という話題が定期的に上る。結論から言うと答えは”YES”だ。個人で申し込み、発行、利用ができる。

ただし「大口・多頻度割引」なので少なくとも月5,000円以上の利用がないと割引が無い。

それらの利用条件は法人で申し込みをしたカードも同じである。

それでもETCコーポレートカードを個人で申し込む人はいる。何かしらの事情を抱えることは少なくないようだ。

  • どんな人が個人で申し込みをするのか
  • 他のETCカードと比較しよう
  • こんな人にメリットがある

以上を中心に「個人使用のETCコーポレートカード」について考えられるケースを語っていく。

なお個人事業主で申し込みを考えているならば保証金不要の組合を利用すると良い。「テイ・ネット組合」がオススメだ。

ETCコーポレートカードおすすめの組合「テイ・ネット物流事業協同組合」
個人事業主もOK!おすすめETCコーポレートカード組合「テイ・ネット」のここが凄い!

個人で申し込むETCコーポレートカードとは

ETCコーポレートカードの”コーポレート”は「企業」のことである。簡単に言えば企業向けのETCカードだ。

だが利用申込書には個人は法人登記簿が必要ないとある。個人の申し込みも受け付けているのだ。条件を満たしていれば発行ができる。

「コーポレート」の名称が話しをややこしくしている。

ちなみにETCカードには「ETC法人カード」というものもある。

組合を利用するなら個人事業主

ETCカード業界を更にややこしくしているのが組合の存在だ。

組合では「ETCコーポレートカード」「ETC法人カード」のどちらかを発行できる。この2種は別物だ。

組合に加入すると「保証金が不要」「明細整理」など様々な利点がある。だが個人で組合に加入することはできない。

この話しが一人歩きをし、「個人はETCコーポレートカードを発行できない」と間違った認識が広がったようにも思える。

なお個人事業主なら組合に加入して様々な恩恵を受けることができる。

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個人で申し込むには

個人では組合に加入できない。

であれば発行元のネクスコに直接申し込みをするしかない。

ネクスコとは高速道路を管理する会社であり、ETCコーポレートカードの専用窓口を全国に12カ所用意している。

ETCコーポレートカード問合せ窓口の一覧(と雑学)
ETCコーポレートカードの窓口リストです。

組合の特典が受けられないため「保証金4ヶ月分(最低10万円)」が必要だ。

また手続きもやや面倒で、実際にカードを発行できたとしても利用明細がバラバラで整理が面倒というデメリットもある。

他のETCサービスと比較する

ETCコーポレートカードを個人で所有する理由は様々だ。だが目的は「大口・多頻度割引」であろう。

休日・深夜割引と併用すればれば従来の高速料金から50%近く割引きされることもある。

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ETCコーポレートカードのウリは「割引率が最大40%」だ。 実際は「深夜割引」「休日割引」を併用することで、計算上では高速料金を50%近くまで割引くことが可能である。 ただし、ETCコーポレートカードの割引計算はやや複雑だ。使い...

「大口・多頻度割引制度」をよく理解した上で希望するならば文句はない。だが単に「割引率が凄いらしい」という噂だけで発行すると痛い目に合う。

他のETCカード(サービス)と比較してみよう。

平日朝夕割引

ETCコーポレートカードには段階方式の「大口・多頻度割引」の他に「平日朝夕割引」が使える。

月~金曜日(祝日を除く)に割引されるサービスだ。

平日朝夕割引
  • 朝:6時~9時
  • 夕:17時~20時

一般道路の通勤時間帯の混雑を緩和する目的があり、曜日・時間帯・距離・地方部などの制限を設けている。

高速料金が最大で50%割引されるぞ。

ETC平日朝夕割引(30%~50%)で通勤・帰宅
通勤コストを大幅カットできるネクスコの「平日朝夕割引」を解説。

ETCコーポレートカードも平日朝夕割引に対応しているが「大口・多頻度割引」との併用ができないから注意が必要だ。

また「平日朝夕割引」はETCマイレージサービスに登録しても利用できる。クレジット会社が発行するETCカードでも使えるということあ。

ようするに、平日朝夕割引だけを目的にETCコーポレートカードを申し込むのは賢いとは言えない。ETCマイレージサービスで十分だ。

ETCマイレージサービス

ETCマイレージサービスとはETCカードで支払った通行料金に付与されるポイントサービスだ。登録も年会費も無料である。

無料のETCマイレージサービスを使え!ポイントを貯めてお得にドライブ
走った分だけマイレージが貯まる「ETCマイレージサービス」について説明しています。

基本的にどのタイプのETCカードでも登録できるがETCコーポレートカードは利用できない。そのため比較対象になりやすい。

ETCマイレージサービスの割引率は最大で9.1%だ。

使っている高速道路、または時間帯や曜日にもよるがETCコーポレートカードとマイレージサービスのボーダーラインは9,200円だと言われている。

ただし9,200円はETC2.0車載器の事業用車両との比較であり個人利用で比べるなら「月13,800円」が目安だ。

月々の高速料金が13,800円以下ならETCクレジットカードにマイレージ登録して使う方がお得である。

ETCコーポレートカードとETCマイレージサービスの割引比較→どっちが得?
どっちがお得?ETCコーポレートカードとETCマイレージサービス比較。

なぜETCコーポレートカードを個人で申し込むのか

ETCの料金体制は非常に複雑だ。

カードの種類、使っている高速道路、曜日、時間帯、それぞれの金額、一つ違うだけで割引計算が変わってくる。

クレジット会社の特典まで考慮すると手に負えない。

それでも法人向けのETCコーポレートカードを個人で申し込む理由は幾つかある。

  • 通勤・レジャーで高速道路を多用する
  • 法人の「申し込み条件」に満たない
  • その他

通勤・レジャーで高速道路を多用する

新幹線で通勤する人は一時期に比べて減ったであろう。だが通勤に高速道路を使う人は未だに少なくない。

ETCコーポレートカードの大口・多頻度割引を使えば会社的に交通費削減に繋がるし、レジャーなど個人利用でも割引になる。もちろん別清算にする必要はあるがメリットは大きい。

法人の申し込み条件に満たない

法人で申し込には車両がその名義でなければならない。中小なら法人名義の車を所有している企業も多いだろう。

だが小規模企業は社長名義の車を社用車として使うケースも珍しくない。

そんな時に個人名義でETCコーポレートカードを申し込むことがあるようだ。もちろんETCマイレージサービスと比較してから検討するべきだ。

個人利用は会社にバレる

会社のETCコーポレートカードを私用で使ったらバレる?と頓珍漢な質問を見かけることがある(本人は切実そうだが)

ETCコーポレートカードの利用明細は「どの車が、いつ、どのICを利用したか」が明確に出る。

別の車にETCコーポレートカードを差して使っても「車両不一致」と記載される上に割引もされない。

明細を確認しないずさんな会社ならバレない可能性もある。だがいつでもバレる環境にあるとだけ申しておく。

「車両不一致」が続くとカードが強制解約されるケースもある。くれぐれも不正利用はしないことだ。

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